14歳、初めての外国人 ~アメリカから英語の先生がやってきた~
国際協力の仕事がしたいと思うようになってから、以前にも増して海外に興味を持ち始めました。中学校に入り英語の授業が始まり、更にアメリカから英語の先生がやって来ることになったのです!私にとって初めて接する外国人で、もちろん田舎ではかなりのビックニュース!!青い目に金色の髪の毛、初めて聞くクリスティン先生の英語にも興味深々でした。
英語を話せるようになりたいと言う気持ちと、先生の誘いもあり、毎年地区で開催されていた中学生英語弁論大会にも挑戦しました。夏休み中、マンツーマンで指導してもらった甲斐あって3位に入賞することができました。嬉しくて、今度は実際に海外に行って英語を使ってみたいと思うようになったのです。
そこで、当時テレビのローカルCMで流れていた子供たちだけで行くオーストラリアツアーに行きたいと、母に頼む事にしました。夕飯の準備をしていた母に、思い切ってお願いした答えは「ダメっ」の一言でした。しかし諦められず「行かせてくれなきゃ、冷蔵庫は開けないから」と背中で冷蔵庫の扉を押し付け涙ながらにお願いしたものの、あっという間に開けられるという…(苦笑)。しかし数日後、母から「OK」の返事をもらい、初海外となるオーストラリア・シドニーへ行くことになったのです。きっと母は父と相談し、私の気持ちを組んでくれたのだろうと思います。
※写真は、卒業した中学校。当時は木造だった校舎も建て替えられてとっても綺麗。田んぼに囲まれた、とてものどかな環境です。
【Chuui誕生秘話3】14歳、初めての海外 ~オーストラリアへ~ に続く
【Chuui誕生秘話1】海外への憧れと、テレビで見た貧困の映像